爪の相

「爪の相」は四方望洋著（手相完全独習）のイラスト及び本文を引用・要約しています。

　爪の形や質で、その人の性質や体質を知ることができます。
　総合鑑定の手助けとなります。

爪の長さ

　ア．標準型
第一関節（１）のちょうど半分の長さで爪の半月は爪の長さの１／５ぐらい。生まれつき健康で性質にも癖がなく、明朗活発です。

　イ．長い形（３）（４）
第一関節の半分より長く縦に長細い。長いほどおとなしく温和で物事を荒立てない。怒らない。我慢強い。長方形だと神経質になる。呼吸器を害しやすい。

　ウ．短い形
第一関節の半分より短い。角張って見える。短いほど気が短く、怒りやすい。四角いとわがまま。頭の回転が速く、批評、議論が得意なタイプ。乗りやすく体が弱くなると神経過敏、心臓病に注意。

　　　

爪の形１

エ．三角形（貝のような形）
神経質で気にする性格。神経過敏。おおらかな気分で生活を心掛ける。

オ．湾曲形（特に白い半月側）
一度怒っても相手のなだめに応じる。執念深さがない。

カ．直線形（特に白い半月側）
一度怒るとなだめにくく、執念深いところがあるので孤独になりやすい。忍耐強い。

爪の形２

健康についての注意信号
　
　　ア．中央が高くなって球状
　　　　呼吸器が弱いタイプ

　　イ．小さい
　　　　心臓が悪く神経過敏

　　ウ．円形
　　　　喉、鼻孔、気管支などが弱い。

　　エ．平たい（指先から見て）
　　　　貧血や神経病

　　オ．反っている
　　　　ひどい貧血や神経病

爪の質

爪は、あまり硬くなく表面が滑らかなものがいい。硬すぎると通風になりやすく、硬く折れやすいと貧血症になりやすい。

ア．縦筋がある
　　神経や内臓が衰弱したときに出ることが多い。

イ．もろいもの
　　神経が病んでいるときや寄生虫や水虫に冒されている時

ウ．粒のある縦筋
　　腸が悪い。

エ．横に溝がある
　　重い病気にかかった印。若者は約半年で爪が生え変わり、老人で約９ヶ月で生え変わるので、今から何ヶ月前のことかを知ることができます。

爪の色
　爪の色は淡紅色が健康で性質も明るい。

　白く濁ったもの: 神経衰弱や貧血
　青白いもの: 血液が乏しく循環がのろい
　赤いもの: 血液の循環が悪化して怒りっぽく、心臓病、脳溢血に注意
　黄色いもの: 胆汁病の傾向がある。
　青いもの: 心臓が弱い。
　薄黒いもの: 血液の循環が悪く、充血
　白の斑点: 神経の疲労や貧血
　黒色の斑点: 慢性便秘で内臓が丈夫でない。

　

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