陰陽五行

陰陽説
  
天と地が最初に別れたように、物事にはすべて対になるものがあるというのが陰陽説の基本で、宇宙や世界はすべて陰と陽から成り立っています。男女の関係に当てはめると、まず男に女、女に男というように対称の関係にあります。これを対峙といい、相手に惹かれ合いつきあい始めてからは、お互いの力関係を探り、調和をはかっていきます。
  男(陽)女(陰)
  太陽(陽)月(陰)

注意する点は、易学の中でもいわれていることに、「陰中に陽あり、陽中に陰あり」と説いています。これは男女に置き換えると男性の身体のなかにも女性ホルモンが、女性の身体の中にも男性ホルモンが分泌されているように100%陰、100%陽というわけではありません。つまり、どちらかに偏りすぎてはいけない、中庸を良しとする意味にもつながるわけです。
  
 五行説
  
古代中国から伝わる説で、天地創造をされた神様は全ての万物を陰と陽の二性の性相から構成されるように作られ、また全ての万物の関係は木、火、土、金、水の5つが順に周流することで説明できるという内容です。簡単にいうと世界が木、火、土、金、水の5つによって成り立っているという考え方です。水が木を育て、木が盛んになって火を生じ、木が火によって燃えて土となり、土は固まって鉱物である金になり、金は冷えて水を生じるといったように順に生じて流れていくと考えられていました。

  水(すい)  土地を潤し穀物を養う。また川となり海へ流れ込こみ塩となる。
  火(か)    上に燃え上がり、焦げて苦くなる。
  木(もく)   まっすぐなもの曲がったものがあり、その実は酸味を帯びている。
  金(ごん)   形を変えて鍬(くわ)や刀となり、味は辛い。
  土(ど)    種を育て、その実は甘い。

五味「酸味、苦味、甘味、辛味、塩味」 五臓「肝臓、心臓、脾臓、腎臓、肺臓」など物事の基本は五で成り立っていることが多いのです。

陰陽説と五行説が万物を成り立たせているとみなし、陰陽五行説は易の中枢をなす考え方です。


 



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