手相の歴史



手相のルーツ

手相からいろんなことを読み取る手相術は3,000年前から5,000年前の古代インドという説が一番有力です。中国でも紀元前770年〜紀元前403年には、運命判断に使われていたようです。その一方、中国では病気を診断する手段の一つにも使われていたようです。そして、中国を通って日本へ手相を伝えたのは、仏教の伝道師たちでした。ヨーロッパではアジアとの交流が始まってから手相術が盛んになりました。シルクロードを通り、中近東、ヨーロッパへ伝えたのはジプシーたちでした。特にギリシャでは数多くの知識人が手相に興味を持ちました。プラトン、アリストテレスなどは手相に関する著作があります。

日本に適用できるように研究したのは、江戸時代の観相学者の水野南北という人です。近年では手相と知能や性格との関係を科学的に見直す試みがなされています。心理学者や精神医学者らの研究で、従来の手相術に科学のメスが入るようになりました。今後ますます、人間学として手相の解明が科学的に進んでいくと思われます。

PALMISTRY手相がわかる 浅野 八郎著から 
                                                                                


手相の今後

現在日本では西洋手相術が主流で、中国流の手相に関する書籍はとても少ないようです。また、日本独自で研究が加えられて今では占いの中でもかなりポピュラーになってきたと思います。完成度もまずまずでしょう。合った線や占い師によって正反対ほども違う解釈をみて落胆したり喜んだりしているに過ぎません。しかし、手相はよく勉強してみると一部の占い(偶然性に頼ったもの)とは一線を介した占いで、神経や大脳との関連や統計学的にも信憑性のある学問であると私は考えます。今後は医学的な見地からの研究などが、さらにもっと盛んになることを願っています。





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