素朴な疑問に答えます

Ｑ　手のひらに傷があります。これも手相に影響がありますか？



A　手のひらの傷が手相に影響して、運勢を変えることはありません。

手相では後天的な傷は特に判断しません。ほくろなどと違い、外部の要因でできた怪我の跡は手相を分かりづらくすることがありますが、内臓の変化や脳の発達によるものではないからです。手のひらは心身の変化を敏感にあらわすところといえますが、外的な手の傷が脳に損傷を与えたり健康を害する原因にならないことは、少し冷静に考えれば当たり前のことです。

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Ｑ 私の手相は、左右ばらばらで他の人と違うので心配です。

A　左右同じ人はいません。程度や違う箇所にもよりますが、魅力的な性格とも言えます。

左右の手相が違う人は、順応性や協調性に富んでいます。二面性のある性格をあらわし、本音と建て前を使い分けられる人です。左右同じ手相というのは原則的にまずあり得ませんがほとんど違わない場合、正直すぎていまの世の中生活しづらいかも・・・。何事もバランスが大切で、多少の違いは演技力に富み営業や接客業などサービス業全般に向いています。

逆に、ほとんど違わない人は馬鹿正直というか、苦労を知らないというか、いまの時代において不器用な人と言えます。”私は正直者です”をキャッチフレーズに生活した方が気が楽です。また、どうせ違うなら左手より右手がよい手相の方が現状や将来において希望がもてるというものです。

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Q 生命線が薄い、または短いので短命ではないかと心配です。

A　生命線は呼吸器系、消化器系の活動を表します。

金星丘の張り具合、面積と盛上がり、弾力などで体力、活力をみます。左右とも、極端に短い場合は、肺や胃腸の活動が弱いので結果的に短命の可能性があります。予防に努めましょう。

昔は、肺結核などで死亡する方が多くあり、生命線イコール生命をみる線として定着しました。現在は、感情線や健康線の方が生命線といってもいいくらいです。病気の時期などは、線の断線や鎖状、島、障害線（十字紋など）でみることになります。生まれつき長い人でも、生活が乱れてくれば悪くなり、短い人でも体に注意する人は長生きします。第一火星丘や金星丘には、身体的な障害は出てきません。線にのみあらわれます。

　　第一火星丘と接するところは呼吸器系
　　金星丘と接するところは　　　消化器系
　　
をあらわします。また短くても、運命線や第二生命線などがカバーするときがあります。いい生命線とは、針で書いたようなはっきりとした線で、充分湾曲して障害紋がないものをいいます。他の線と比較して極端に薄い人は、体力がないか体が弱い場合があります。

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Q　頭脳線と感情線がつながって一本の線になっています。他の人と違うので気になります。

　A　日本人の１割未満の人にあるそうです。マスカケ、百握りなどといわれています。

横一直線に横切る頭脳線は、強情で妥協しない性格ですので、人の指図を受けるのを嫌います。自信過剰な所があるので強引で、浮き沈みが激しいようです。気が変わりやすいお天気や。他人に対する思いやりを忘れないようにしてください。物質欲の強いタイプなので、他人を傷つけることがあります。強情を張って妥協しないでいると、変人扱いされて人に嫌われますので要注意。

成功した人の中には、マスカケの人が数多くいます。成功するためには、立派な運命線や太陽線を伴う必要があります。完全なマスカケの人は少なく、片手だけにあらわれている人や、頭脳線や感情線が見え隠れしているものです。

才能と性格のページでも、性格のところで解説してありますので参考にしてください。（図４）
マスカケのことは、２〜３名の方からメールをいただきました。特別心配はいりません！

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Ｑ　結婚線がたくさんあります、何度も結婚するのでしょうか？結婚線がありません、結婚できないんでしょうか？

A　そんなことはありません！結婚回数を直接あらわしたりしません。

その人の心の中に刻まれる恋心の数です。結婚後は夫婦間の愛の変化をあらわし、結婚前は本人の心に残る恋の情熱や衝動の数をあらわします。ですから、結婚線の多い人は恋愛の数が多い人だといえます。
　ただし、両手ともはっきりとした結婚線が3本以上ある場合は再婚する可能性大です。全く結婚線がない人は、そういった情熱や衝動が希薄な人です。どうしても結婚したい人は恋愛結婚より、見合いや紹介で結婚して、愛を育てていった方がいいようです。
また、結婚線で結婚の時期をみることは不可能です。まず、当たりません。結婚する時期を知るには、運命線や生命線の周辺に出る影響線をよく観察する必要があります。

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Q　手相でどんなことが分かりますか？

A　自分自身の事しか分かりません。手相は、個人の才能と可能性をあらわします。

親兄弟との関わりや、恋人や配偶者との関係、協力者の出現なども分かりますが、あくまでも本人が心の中で感じたままに、手相にでます。他人がみてすごくショックな事でも、本人にとって全く意に介さない事ならば、手相に小さな変化としてあらわれるか、全くあらわれません。ですから、相対的にみた場合、女性的な人の手相は繊細な線の目立つ割合が多く、男性的な人の手相はどちらかといえば線の少ないあっさりとしたものが多いといえます。

しかし、最近は男性の女性化、女性の社会進出がめざましくなっているので、手相も女性はより強く、男性はデリケートに変化しているかもしれません。

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Ｑ　左右どちらの手で鑑定するのが正しいのですか？

A　両手をみます。内容によって、どちらの手に重点を置くかが決まります。

結論としては、利き手説と右主左従説はどちらも正解です。私は、その両方の説を複合してみることが大切だと思います。脳の発達が、線や丘の発達にどのように影響していたかが、解明されていなかったのです。そのために、性別鑑定法以外の説は一部正解だったといえます。では、なぜ右手で現在のことが分かり、左手で芸術的な才能や遺伝が分かるのか、右脳と左脳の働きについて簡単にまとめておきます。

つまり、長年の学校教育によって鍛えられた左脳は、右半身を統括しているので右手の手相と密接な関係があります。ですから、右手の手相で本人の現在の体力や才能、能力を推し量るのは自然なことです。なぜなら、現代社会では左脳の能力が優れていないと認められにくいといえるからです。

また、現在の教育で鍛えにくい右脳は、左半身を統括しているので、ひらめきや創造力、遺伝的なことは左手を中心にみます。

しかし、右脳、左脳はお互い連絡を取りながら機能していますし、左右の働きが逆になっている人もまれにいますので、例外がないわけではありません。

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