職業と適性



適職について

 職業を選ぶとき職種の将来性を重視しがちですが、今日のように変化の激しい時代では将来性は不透明です。それに自分の適性を正確に把握している人は、じつはそれほどいないのではないでしょうか?特に若いうちは、よほどしっかりしていないと自分に合った職業を選ぶのは難しいと思います。学業の専門を生かすか、身近な人の意見を聞いて就職していることが多いのではないでしょうか?
 
 自分の適性(才能)がわかればその仕事を楽しんでやることができ、成功の可能性も高くなります。手相で誰でも簡単に適性を知るには頭脳線を見るのがわかりやすいでしょう。その他にも、さまざまな要素が絡んできますが、現在のように職種が多様化してくるとあまり固定観念で(この相の人は医者に向き・・・などと)型にはめることもないのでは、と思います。
 
 ここでは、大きく分けて技術職系接客業系事務職系クリエイティブ創造系研究開発系の大きく4つのパターンについて、みていこうと思います。

 すべての特徴をあわせ持つことは難しく、いくつかの特徴の一致で適性を判断するようにしなければならない。自分の適性にあった仕事を選べば、才能が開花する可能性も高くなります。


 技術職系
頭脳線は直線的に横一に伸びる。極端に短い場合は一つのことに専念する職人がよい。

指先が角形やヘラ形をしていて指関節が横に張る。手が、体の割よりも大きく、指が全体に長い。土星丘が発達している。頭脳線と生命線は長くかさなる。
   


 接客業系
頭脳線は長く、先端が大きく二股に別れていると多芸多才のマルチ人間でサービス業に向く。

水星丘が発達している。太陽線があった方がよい。運命線が月丘側から上がる。薬指と小指が長く、指関節が横に張らない。運命線からの分岐線が太陽丘や水星丘に向う。頭脳線と生命線の始発点が分離している。


 事務職系
頭脳線が直線的に横一に第二火星丘に向うと実務的な才能を意味する。

頭脳線が長くまっすぐに横断している。手が体のわりに大きい。指が長く指先は角形。手が薄く硬い。指関節が横に張る。指が外側に向いて反らない。


 クリエイティブ創造系
頭脳線が曲線を描き、月丘に向って傾斜していると想像力、創造力など芸術性を帯びてくる。

薬指が長い。指先が円錐形をしている。頭脳線が長く月丘で終わる。太陽丘、太陽線が発達している。月丘が発達している。肌のきめが細かい。手が柔軟でよく反る。


 研究開発系
頭脳線が直線的に横一に伸びて長い人は緻密な考えができる人。

中指が特に長い。土星丘が発達している。頭脳線が深く明瞭で長く直線的に。指関節が両方とも横に張る。運命線が長く明瞭に伸びる。月丘がよく発達して高い。親指の第二節関(根元側)が長く太い。太陽線が太陽丘に達している。




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