運勢と運命

昔の手相図

昔の手相図



運勢とは

運勢とは「運命のいきおい」という意味です。いきおいとは流動的なもので、つまり運命は流動的なものといえます。良かったり、悪かったり、常に変化を遂げているものという意味で運勢という言葉が使われてい ます。手相では、過去の痕跡や現在の運勢、未来の運勢があらわれています。未来をあらわす運勢も不変のものとして表れるのではなく、手相本人の能力や性質、努力や環境などが変わることによって、手相も変化を遂げていくものなのです。

未来の運勢が変わるときは、運勢が変わるだけの本人の心身の変化や環境の変化があってはじめて変わります。ですから、手相は人間の力で変えることができない宿命をあらわしているわけではありません。


運とは

世の中では「運が良かった」「運が悪かった」とよく言います。本当に偶然性の高い幸運や不幸は、残念ながら手相にあらわれないと私は考えます。たとえば、一枚だけ買った宝くじが大当たりしたなどです。これは、人の力を超えた偶然のなせる業で、本人の知識や才能、努力などとまったく関係のないことです 。しかし、競馬などは、まったくの偶然性によるものだけでなく知識や経験がものをいいます。つまり、いろいろ研究したりすることによって予想が当たるわけです。これは単に「運がいい」だけで片づけるわけにはいけません。ほとんどの場合、「運がいい」の中には、本人の性格や才能、判断、意志、努力などが原動力になってい るものがほとんどだと思います。これらは、手相に何らかのサインが表れますが、本人と無関係の偶然に起こることは残念ながら、手相にあらわれるとは考えられません。


運勢の内容

個人によって、幸福感や喜び悲しみの基準は、さまざまです。たとえば、他人のうらやむようなことであっても、本人にとっては当たり前としか感じないことは、手相にもあらわれないときがあります。逆に、他人が見れば大したことでなくても本人の心に深い傷として残ることもあります。そういった場合は、手相にもはっきりとあらわれることが多くあります。つまり、はじめから裕福な生活をしていた人はそれが当たり前としか感じていません。逆に、下積みの生活が長かった人は多少、生活が豊かになっただけでも大変幸福感を感じるものです。それほど、環境や性格などで、感じ方が違ってくるわけです。つまり、手相につい
 ても、過去、現在、未来の運勢についても、あらわれ方や感じ方が人によってまちまちなのです。

この辺をよく理解しておかないと、手相は当たらないと勘違いしてしまいます。ほかの占いについても、根拠のはっきりしないものほど運命や宿命についてズバリと答えを出しています。お遊びなら、面白いのですが重大な決定をする場合は自分なりに吟味しましょう。努力しないで訪れる幸運はまれで、長続きはしないものです。





 



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